勉強と仕事の両立

私は恵まれているのかもしれない。
やりたくなかった仕事を終えた時にそう思った。
何で私がこんな事しなきゃいけないの?そう思っていた仕事。
それは、アナログな事務所だから必要な、年金管理のチェックのお仕事でした。
でも、初歩の初歩な事だけど、
審査請求は出願から3年とか、商標更新は分割できるとか、
実用新案は出願時に1〜3年分の登録料納付しちゃうとか、イヤってほど頭に入ったし。
嫌な仕事だったからこそ、頭から離れてくれないのかもしれない。
でも、それが有難いんだと思う。
普段は外国を担当しているから(英語できないくせに)、
外国の法律と日本の法律がごちゃ混ぜになることもあるけど、
でも、PCT出願して特許庁から補正命令が来たりすると、
対応するのはイヤだけど、その一つ一つが勉強になっていたりもする。
条文に準拠できていないから、その辺をもっと勉強しなきゃいけないけど、
でも、184シリーズは身近な感じがする。
「苦手をなくす」というのは、私は好きではない。
「得意を増やす」というのが好き。
空き時間にこっそり(でもないけど)特許庁のホームページ見て、
審査便覧とか審判便覧とか、あとは説明会資料とか眺めていられるのも、
事務所にいる特権なんだと思う。
それを有効に活かさねば、と改めて思いました。
私の場合、「両立」じゃなくて、「相乗効果」なのかな?